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ボニータ(Bonita)2号と共に楽しむワクワク&マイトリーな日々♪

ボニータ(Bonita)2号と共に楽しむワクワク&マイトリーな日々♪

タオルミーナ編-2

2005年8月23日(火) タオルミーナ

美しいマッツァロー湾のビーチまでホテルから毎日シャトルバスツアーが出ています。
ビーチまでの往復送迎とタオル+ビーチチェア付きで10ユーロ。

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ホテル発9時、10時、11時。 現地マッツァローベイ発15時、16時、17時の往復3便。
帰りはお迎えをキャンセルしてロープウェイを利用し、自分で帰ることも出来ます。

このビーチにはグロッタ・アズーラ(カプリ島の青の洞窟のミニチュア版)に
連れて行ってくれるボートクルーザーが沢山いて呼び込みをしています。
私は、Carmelo兄さんのボートに乗りました。

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1時間強のクルーズ2人で50ユーロ、1人だと40ユーロ。
もう少し安くならないかと交渉はしたものの、
ボスに値段を決められているから出来ない。ということでした・・・。

腕に自信のある方は値切りに挑戦してみてはいかがでしょうか~?

それともこの写真を印刷して持っていって交渉してみますかぁ~。。(*^艸^) プププ 

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まあ、イゾラベッラにもクルーズボートがいましたが、現地ツアー会社の姉さん曰く、
1人だと足下をみて平気で80ユーロ。とふっかけてくることもあるらしいから、
妥当な料金ラインなのでしょう。
行き先は同じなのでマッツァロービーチで乗った方が高くふっかけられない分、気楽かも知れませんね。

大型豪華客船でなくても、やっぱり地中海はクルージングに尽きます。
ボートに乗らないと、憧れの「グランブルー」・エンゾのレストランの全景を拝むことができましぇんよ。。

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青い空、青い海・・・頬を駆け抜ける海風がとても気持ちいいーぃぃ♪
このショートクルーズには是非ともご参加下さいませ。ウフッ。

13時過ぎにケーブルウェイに乗ってウンベルト通りに戻り、ブラブラしながらホテルまで帰りました。

途中、シシリーの有名なお菓子トロンチーノなどを売っているお菓子屋さんに寄りました。
試食もさせてくれますよん。

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とても甘いシシリーのお菓子たち・・・。
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ウンベルト通りはメインストリートといっても道幅4mぐらいしかないんだよね・・・。(*≧m≦*)ププッ

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ホテルに戻るとプリザーブドフラワーのラッピングをしました。
そして・・・
プリザーブドフラワーの”花束”に抱え、夕食で日々お世話になっているDa Lorenzoに向かいました。

一度作った作品はかさばるし~とても日本に持っては帰れないもんね。
彼らも一応は喜んでくれたようだし・・・プレゼントしてよかったぁ~。(-。-;)ホッ…! 

心身のリフレッシュ&ジモピーとのコミニケーションにプリザが役に立つとは・・・
習っておいてよかったぁぁ~と心から思いました。

夕食=繁忙時間前にFくんとお話して、リフレッシュ~。

Fくんは現在、シチリア音楽界の重鎮であった故Chico Scimone(チコ・シモーネ)氏のご自宅に下宿しているそうです。

Chico氏は90歳を過ぎて亡くなるまで、このサンドメニコパラスのバーの現役ピアニストでした。
LEONというファッション誌にモデルとして活躍しているジャンフランコさんはChico氏の息子さん。

「シシリーはどう?」・・・ってFくんに聞いたら、
「まだ2ヶ月だけど・・・正直コワイです。住む処じゃないっすね。
でもレストランの親方がいい人だから、まだやっていけるんですよ・・・。」って言っていたっけ・・・

彼は冷たい態度を取られた場合、Chico氏の写真を見せるそうな。
すると・・・
「おぉ、君はChicoさんの知り合いなのか~」と、接する態度が180度変わるらしい。(爆)

コワさが、治安が悪いという怖さではないところが問題なんですよね。

ま、住むわけじゃないしね・・・
個人旅行でヘンに地元に足を踏み込まないで、ツアーで表面的ないいところだけを観て→
通り過ぎていくっていうのもアリだと思います。

知らなくてすむことは知らなくてもいいんじゃないかなって。

商店も・・・カフェも・・・レストランも・・・
日本人でもイタリア語がペラペラならまだ違うのかも知れませんが・・・
1~2日の渡り鳥で帰っちゃう日本人観光客って多いでしょ。

また、そういう現地の雰囲気や視線を感じ取れるほど
現代日本人のアンテナの感度は良くないから・・・気が付かないんだよねー。
ある意味幸せかもしれんね。…(^。^;)

あ、夕食にはイカスミのスパスパを頼んだのですが・・・

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シーフードのスパスパも是非テストしてみてと持ってきました。

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Pocoねー。と言ったのに~ めっちゃTantoでした。。

試食でこの量はダメでしょ~。。

精算してみたらやっぱりチャージされていませんでした。。
恐縮&感謝して席を立ちました。。

私がどんなに飲んで食べても、ここなら20~35ユーロの範囲で収まるから・・・好きだぁ。

2005年8月24日(水) タオルミーナ

Buon giorno~! 今日も快晴です。

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ここ数日で建物の外に出るだけで知らず知らずに日焼けしていて、体の表面がホット、ホット。
水シャワーを浴び、皮膚から熱を放熱してやっと落ち着きました。
朝食を食べるためにレストランに向かいました。

そして・・・ついに・・・

ゼロ・・・いや~マイナスから・・・
「暮らす」ためのコネクションを築き上げて行かなければならない大変さを・・・
今回の旅で実感&気づいてから・・・
毎日のようにコネクション作りに同じ店や同じ銀行に徹底的に通った成果が徐々に出始めました。

「こいつはすぐには帰らないんだな。何日かはいるんだな。」ってことで、
毎朝レストランで会うイタリア上流階級の笑わんババアもどうにか笑ってくれるようになりました。
そして・・・
やっと向こうから挨拶してくれるようなりました。うぁ~い!やったー!\(≧▽≦)丿

毎日通った銀行のイケメン笑わん兄さんも、
「明日はローマに戻るから今日でお別れなのだ・・・」と言ったら、
「そう・・・気を付けて、良い旅をー!」と・・・にっこり笑顔を見せてくれました。
元々イケメンだからね、彼の笑顔はとても素敵でイケているのだ~。 (´ー`*)。・:*:・ポワァァン  
おまけに握手までしてくれて・・・(・_・、)ウルウル

顔なじみが出来てから・・・
結構、ここシシリーも居心地が良くなってきた。
私も、リラックスして暮らせるようになってきたかも状態。
当初の居心地の悪さを10点とすると→いまや5点以下になったと思うよ。。

それにしても~
価値観の違う地で暮らすって~心身にかなりの困難をともなうよねー。しみじみ。

ローマは1日にしてならずだけれど・・・
シシリーは4日にして~なんとかなったかな?・・・(" ' o`;;)=3 フゥ \(≧▽≦)丿

日が傾いてから~私は、ギリシャ劇場遺跡に行くことにしました。

ホテルからギリシャ劇場までは徒歩15~20分ぐらいとコンシェルジュから言われましたが、
この暑さと地形のアップダウンでかなりの体力が消耗され・・・
それ以上の時間が掛かると思った方がいいですね。

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まあ、よくある遺跡って感じですが・・・ここからみるタオルミーナ湾の夕景が有名。
でも入場料は6ユーロと高いんだよね。
夏期は野外コンサート会場になります。
千年以上も前に作られた劇場で観るコンサートもいいものですよね。

Da Lorenzoとも今日でお別れ・・・毎日おいしい料理をありがとう。

最後にみんなで写真を撮りました。Grazie ♪(*゜ 3゜)/~チュッ♪

ここまでたどり着くのに4日かぁ・・・ 

長いのか・・・短いのか・・・よ~わからんが。┐(  ̄ー ̄)┌ フッ 

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写真に映るこの私の笑顔は・・・
オトコたちに囲まれて嬉しくて笑ってるわけではなくて・・・

途中で投げ出さず・・・
自分自身&他者とコミュニケーションを取りながら~
自分にとっての心地よい「場」を作るためにがんばりましたで賞。という笑顔なのです。

これは「自分自身で作り上げた『枠』を、あえて広げた勇者の証」の写真なのです。

これは「サッカーで言う・・・
『アウェイ』(=居心地の悪い場所)を『ホーム』(=リラックスして自分らしく生きられる場所)に変えた~
1人の素敵な女性の栄光の記録なのです。ヾ(^α^)ププッ  

「これだけガンバレたんだから、これから何でもやれる。 元気があればなんでも出来るぅ~!」と・・・
辛いとき、挫折しそうになったとき、いつでも観られるように額に入れて部屋に飾るつもりっす!!

私って・・・なんて~ス・テ・キなのー!!ヾ(≧∇≦*)〃

自画自賛は、大切ーってね。 ヾ(≧∇≦*)〃


ひとことコラム・・・

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向かって左から・・・santo , sarvatore , jovanni ,Osamu, kalimu , davide
みんなの名前はあとからFくんに聞きました。
中でも一番親切で親しくしてくれたのは・・・kalimuと判明。

名前からしておそらく彼はイタリアンではないよね・・・
Fくん同様、シシリーに働きに来ている可能性大。
でも、私は勝手に、ルックスからして、ここで働いている人はFくん以外、
全員イタリア人だと”思い込ん”でいました。

今回、イタリアに行って・・・
陽気でフレンドリーなお調子者=イタリア人という日本人の思いこみ図式は
当てはまらない。・・・と、いうことが、よーくわかりました。

故に・・・
街角でニコニコ笑いながら日本語で愛想よく話しかけてきたりするのは、
騙すのが目的の悪いイタリア人か(真っ当なイタリア人は真面目でシャイだわ~)、
イタリア人もどきの外国人だってばよ~。

かつてローマで日本の女子大生たちがイラン人・カバキに騙され話題になりましたが、
彼女たちがイタリア人と勘違いしてニセイタリア人・カバキに騙されたように
私もその時彼女たちと一緒にいたら・・・きっと同じように騙されちゃったと思いやす。
日本人からすればイタリア人も中東系の人も・・・
外見だけでは見分けがつかないもんなんだー。と、私は妙に実感したのでした。
「私に限って、そんなはずは~」と思っているそこのアナタ・・・
海外での思い込みは禁物ですぞ~ぃ。


つづく・・・


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